• 2022.11.29
  • ニュース・トピック

兵庫県「航空産業非破壊検査トレーニングセンターの受講者募集」 のご案内

                                    令和4年11月 兵庫県

  兵庫県では、航空機産業における非破壊検査員養成のため、国際認証規格(NAS 410)に準拠した国内初の訓練機関となる「航空産業非破壊検査トレーニングセンター」を平成29 年度に開設しました。
 このたび、下記により、本センターで実施する「浸透探傷(PT)」及び「磁粉探傷(MT)」の応用講習(令和4年度 第2回)の受講者を募集します。

1 講習内容
  講習名 区分    講習期間              受講料    定員
      ※1                       ※2     ※3
浸透探傷(PT) 応用講習 令和5年3月14 日 (火)~3月16 日(木) 141,000円  5人
 [2回目]          [3日間、計20時間]

磁粉探傷(MT) 応用講習 令和5年3月6日(月)~3月8日(水)   290,000円  5人
 [2回目]          [3日間、計20時間]

  受講希望の方は、事前に下記の要件 (①又は②) を満たしていることを、ご確認ください。

① 受講する非破壊検査方法について、JIS Z 2305 レベル2の資格を有していること。
 JIS Z 2305と同等の資格として、ASNT(米国非破壊試験委員会のACCP資格又はBINDT(英国非破壊試験協会のPCN資格(航空宇宙セクター以外)も可。
② 受講する非破壊検査方法について、(一社)日本非破壊検査協会の定めるJIS Z 2305レベル1及びレベル2の訓練に係る訓練実施記録を有していること。 (4項参照)
  ※ NAS 410の受験申請時に提出する訓練実施記録の有効期間は、3年間です。

  ※1 応用講習: NAS 410 [Leve1 1・2]準拠
    NAS 410に基づく「試験」の受験には、本講習の受講後に発行される「訓練実施記録」に加え、
   「OJT(経験)記録」、「視力要求事項」等の証明書が必要。
  ※2 上記受講料のほか、講習に使用する書籍(別途指定)の購入が必要です。
  ※3 受講希望者が少なかった場合 、講習を開催しない場合があります。
   ※ 基礎講習 JIS Z 2305 Leve1 1・2 準拠につきましては、今回実施しません。

2 会場
   航空産業非破壊検査トレーニングセンター (兵庫県立工業技術センター内)
   住所:神戸市須磨区行平町 3-1-12 JR神戸線 鷹取駅 徒歩7分

3 募集要件
(1) 対象
  航空機産業における非破壊検査員の確保が必要な中堅・中小企業等
(2) 募集期間 令和4年11月28日(月)~12月19日(月)
(3) 申込方法
  兵庫県立工業技術センターWebサイトからお申し込みください。
  URL:https://www.hyogo-kg.jp/about/koku
(4) 受講決定
  ・ 応募者多数の場合は選考により決定します。
  ・ 受講決定にあたり、1項の枠内の要件に示すJIS Z 2305の①資格証明書又は②訓練実施記録の写しを提出いただきます。

4 JIS Z 2305訓練実施記録について
  (一社)日本非破壊検査協会にて実施のJIS Z 2305レベル1及びレベル2の訓練の受講終了後に発行。
 【参考】協会Webサイトにて講習会の募集を行っています。
    URL: http://www.jsndi.jp/education/class/
《会場》 東京、大阪 ※ 年2回開催
《受講料》
        PT[Leve1 1・2] MT[Leve1 1・2]
    受講料    90,200     80,300

  ※ 定員になり次第募集終了
  ※ 講習会はレベル1、レベル2に分かれているので、各々申込みが必要です。
  ※ 12月~1月実施の講習会にお申し込みで、当センターの応用講習受講希望の方は、訓練実施記録発行前となりますので、その旨ご連絡ください。

5 受講企業への支援企業
  厚生労働省の「人材開発支援助成金(経費助成、賃金助成)」の活用が可能な場合があります。詳細は各都道府県のハローワークにお問い合わせください。
 【補助上限】経費助成:1社あたり上限7万円~50万円(助成率30%~60%)
       賃金助成:訓練時間数×380円~960円、上限1,200時間~1,600時間
        ※上限額・助成率は、利用コース、企業規模等により異なります。

6 NAS 410に基づく非破壊試験技術者認証に係る資格試験
 資格試験を受験しようとする者は、当講習とは別に、受験申請までに、所定の時間数の間数のOJT(経験)を積む必要があります。
  ※ 最初の講習後、1年以内に認証を受けていない者は、受験前にリフレッシュ訓練(別途募集:有料)を受ける必要があります。
  ※ レベル2の資格試験に不合格となり再試験を受験する際には、不合格となった受験パート(専門試験・実技試験)について再訓練(別途募集:有料)を受ける必要があります。
  ※ 令和4年度資格試験は、航空産業非破壊検査トレーニングセンターで、12月に実施する予定です。(6月、12月の年2回を予定しています。)
  ※ 試験制度の詳細はNANDTB-JapanのHPを、参照してください。
    http://www.jsndi.jp/nandtb/

7 問合せ先
  (1) 航空産業非破壊検査トレーニングセンター全般に関すること
     兵庫県 産業労働部 地域産業立地課 ものづくり支援班
       TEL: 078-362-3334
  (2) 受講者募集に関すること
     航空産業非破壊検査トレーニングセンター(兵庫県立工業技術センター内)
       TEL: 078-731-4033
  (3) NAS410に基づく非破壊試験技術者認証制度の全般に関すること
     NANDTB-JAPAN事務局((一社)日本非破壊検査協会)
       TEL: 03-5609-4014
  (4) NAS 410資格試験に関すること
     (一社)日本非破壊検査協会
       TEL: 03-5609-4014
  (5) 人材開発支援助成金に関すること人材開発支援助成金に関すること
     各都道府県のハローワーク

【参考】航空産業非破壊検査トレーニングセンターで訓練を実施する非破壊検査方法
 検査方法    概要
浸透探傷(PT)  浸透液の指示模様により表面のきずを検出
磁粉探傷(MT)  磁粉の指示模様により表面付近のきずを検出
超音波探傷(UT) 超音波の反射により内部のきずを検出 ※今回募集はありません。

01 募集案内(R4第2回PT・MT募集)

02 非破壊トレセン講習案内チラシ

R4.11.29 一部修正